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TOP50シリーズ最終戦 エバーグリーンCUP ビッグフィッシュパターンに魅せられ、散った最終戦

2023-10-18 23:03:55

 先週末は、今シーズンのシリーズ戦ラストマッチとなるTOP 50最終戦 エバーグリーンCUPが福岡県遠賀川で開催されました.

相変わらず、茨城からはパンチの効いた距離・・・

 春、6月のポスト、アフターシーズンの試合ばかりの遠賀川でしたが、TOP 50シリーズに参戦してからは初めての秋の遠賀川でした.

 

 直前の5日間の公式プラクティス後に試合を3日間と計8日間釣りする日程の今シーズンのルール.

 

 久しぶりに、4匹のウエイトで優勝ウエイトに到達しそうなパンチの効いたパターンで組んだ試合だったので、時系列を追って振り返っていきたいと思います.

 

 ◎プラクティス

 まずは公式プラクティス.

 

 プラクティス前半2日間は、河川なので流れて来たり、無くなってしまっているストラクチャーの確認を釣りしながらスタート.

 

 バンクもイージーだし、沖のストラクチャーにもまだまだイージーに釣れてくれる魚が多い印象でしたが、日に日に試合に向かってタフになるだろうという想定でプラクティスをを重ねて行くことに.

 プラクティス2日目にラバージグでたまたま釣れた、1500クラスの個体が今回の試合展開を変えてしまいました.

 魚のコンディションを見つつ、練習では胃袋調査をするんですがこのMAXコンディションの個体の胃袋の中が全て「魚系」だったんですね.恐らく、ハスやワタカ、イナっ子を偏食している個体.

 そこから一気に、エビ系のパターンやスポットとフィッシュイーターのスポットやパターンの追い方を変えて見る事にしました.サイズも含め.

 

 意識しながら3日目、練習してみるとライブスコープにハスやボラ等が湧いているエリアとそうでないエリアが鮮明に分かれている事に気づきました.

 

 パターンも、バイブレーション、クランク、シャッド、ジャークベイト等様々なハードベイト等を試すもののノー感じ.

 シャッドテールノーシンカーも、ノー感じだったんですが「じゃあテキサスかスイムジグで沈めてまくか」って軽いノリが、ビッグフィッシュパターンの始まりでした.

 試合で投げ込んだ、デッドスローラー4.8インチ.

 中でも、ホワイトが1番丸呑み強烈バイトが出る印象だったので全国のバイヤーさんに連絡したりするものの中々ストックが確保出来ず、最終的にはメーカーさんに直接連絡する事態に・・・

 

 それくらい、これはルアー合ってるな、カラー合ってるな・・・っと感じさせてくれる強烈バイトでした。

 

 結局、タイミングの取り方、トレースコース、エリア等を煮詰めていくと 50アップが1日2.3本釣れるパターンまで成長.

 

 ジャバロン140、サカマタ6、7インチもそれなりにバイトが有りましたが、フッキング率やバイト率の安定感からキッカーパターンのメインルアーはデッドスローラー4.8に。

 

 ビッグフィッシュのみ、またはレコード級のみ狙うのであれば5、5インチがベストかと思いますが、トーナメントなので1キロクラスもしっかり拾える4.8インチがメインとなりました。

 

 タックルバランスも煮詰めながら試合初日を迎えます.もちろん、キーパーや1500くらいまで釣れるパターンも煮詰めて・・・

 

 ◎DAY1

 朝一に、マグナムバイトがあるもののものに出来ず・・・それ以降ハスパターンは日が上りノーバイトに。公式プラクティス時は、晴れてもそこそこ食ってくれる印象でしたが、ここまで、晴れるとバイトが出ないとは思っていなかった。

 

 結局、抑えの5gフリーリグ展開で800クラスを1本釣ってタイムアップ。

 

 ◎DAY2

 2日目は、ローライト予報でビッグフィッシュパターンをベースに組み立てる戦略ならば、最低5キロは欲しい1日。来れば1800gオーバー率も非常に高いので3本を目標にスタート。

 朝9時に、デッドスローラー4.8インチ テキサス巻き巻きにビッグバイトが2連発。1発は、ものに出来て2300gをキャッチ。

 

 想定外だったのは、 50アップ 2300gが可愛く思えるくらいのサイズがくるという事。本当遠賀川ポテンシャル半端ない・・・50後半クラスはポツポツいるんだと確信した2日目でした。

 もう1バイトあるものの、フックアップはせずにローライト予報も10時過ぎには晴れ上がってしまい、フィネス展開へ以降。

 

 こちらもミスが目立ち、悔しい1本で帰着。予選を21位で決勝へ。

   ◎DYA3

  トータル3キロのウエイトで決勝へ。

 6キロ釣れば逆転優勝もあると自分に言い聞かせてスタート。

 

 2本 50アップで1本キーパー。3本で逆転優勝。ウエイト制だしこれしかない。

 

 そう自分に言い聞かせて、強いメンタルでほぼ1日まき倒してきました。

 

 9時過ぎに、ローライト、通り雨のタイミングでバイトが3連発!まさかの 50アップスクールがバイトする寸前に、これ800クラスが飛び付いてきてバイトするアクシデントやテールバイト等もあり1本790gでタイムアップ。

 

 結局、最終戦は23位でフィニッシュし、2023年の年間ランキングは10位で今シーズンを終えました。

 

 応援頂いた皆様、スポンサー様誠に有難うございました。

 

 これから3週連続トーナメントが続くので、しっかり良いイメージとモチベーションで臨めるように準備したいと思います。

 

 ◎最終戦のビッグフィッシュパターンは、下記YOUTUBEにてアップしましたので動画でチェックが楽という方は是非チェックして見てください。

 

 今回は、この2タックルがメインでした。

 ◎デッドスローラー4.8インチ テキサス用

 ロッド TSC69MHプロト

 リール メタニウム_MGL  ノーマルギア

 ライン FCスナイパー18ポンド

 

 

 ◎5gベローズギル フリーリグ

 ロッド   TSC67M– ST

   リール メタニウムMGL HG 夢屋シャロースプール

 ライン FCスナイパー BMS AZAYAKA 14ポンド

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TOP50最終戦 がまかつCUP 桧原湖

2022-10-18 21:15:46

10月14–16日に福島県桧原湖にて、TOP 50シリーズの最終戦が開催されました。

 今シーズンは、ロッドのテストやガイドで過去最高の1ヶ月以上を桧原湖で過ごし、季節は全く違う晩秋とはいえ湖の雰囲気や傾向を感じながら最終戦の秋を迎えました。

 今シーズンは春、夏2回、秋にトーナメントで2回。一ヶ月以上を桧原湖でガイドやテストで過ごしました。

 

 今シーズンは、夏に大雨災害があった為例年と違いディープに濁りが残っていたり夏終わりまで湖全体も濁っていたりとイレギュラーなコンディションで夏以降スモールマウスの大型の個体がディープよりもシャローに多い傾向を残したまま10月のトーナメントを迎えました。

 

 ラージマウスも例年よりもシャローに見受けられる個体が多く、減水によりイカリ潟エリアからラージマウスが出てきた事や10月に入り水温14度になってもシャローにエビが多く残っていた事等幾つかの要素が重なりシャローに魚が多く残っている状況でした。

赤線で囲われた部分が、J Bトーナメントでは禁止エリアのイカリ潟エリア。

 とはいえ、ディープも数はよく釣れる状況だったものの700グラムを釣るのも中々難しい状態。。。

 試合前の予想は、2キロクラスのラージも多数見かけた事もあり

◎シャローで1日5キロオーバーを混ぜて、残り2日間3-4キロで優勝争い。

◎ディープで3500グラム前後で連日まとめて10位以内

◎3キロ毎日釣って15位以内

そんな見通し。

 

 ディープ展開では唯一、年々プレッシャーは高まっているものの立木に回遊してくる個体はしっかりタイミングを見計らって狙えば800ー1キロクラスのスモールが取れる、そんなシャローからディープの状況でした。

 

 初日から3日目の戦略は、朝800前後の個体を立木で複数匹キャッチしその後シャローのラージマウスでキッカーに入れ替える予定でした。ベースやバックアップは、フラット絡みのディープ展開でしたがメインにしてしまうと3キロもウエイトが届かない結果になる事が濃厚だった為、立木やシャローをベースにプランを組み立てました。

 

◎DAY1◎

 フライトはほぼ最後だった為、B級の立木からスタート。

 朝から立木絡みで予定以上のサイズが来てしまい、ミスを連発。

 マイクロホバストやダウンショットを駆使して食わせていくものの食わせる場所やPEとフロロタックルを使い分けながらのタックルセレクトでしたが、タックルの持ち変えミスによる原因でした。

 中盤からラージマウスをベースにキッカーフィッシュを狙っていくものの、ラージマウスはチャンスは無く5,600グラムのスモールマウスをサイトで3本キャッチするのみでシャロー展開は不発。

 

 ディープで後半ベースをバックアップでまとめて初日は3000グラムちょっとで13位スタート。シャローのラージの多さに、上位フィニッシュするにはビッグラージかスモールが必要なのは分かっていたが、上位はやはりラージマウスをミックスバックしており出遅れ感満載な初日となった。

 

◎DAY2◎

 2日目は、初日フライトが最後だった為ほぼファーストフライト。入りたかった立木から2日目はスタート。

 朝から恐らく800ー1キロクラスのスモールマウスのバイトラッシュを得るものの、結構ハードな枝や立木の中に突っ込まれたりと5チャンスあって750クラスを2本キャッチのみと辛いスタートの2日目。

 ラージマウス展開も2日目も難しく、スモールマウスのベース場も初日はノーマークだった場所も入れなくなる始末。それでも小場所でなんとかかき集めて3300グラムちょっとで予選を12位で通過。

 

 

◎DAY3◎

 最終日は、時間も短い為数カ所の立木で朝グッドサイズをキャッチしてベースのウエイトをマックスまで上げ切る作戦。

 

 朝から800グラムオーバーのスモールにキャッチに成功するものの後が続かず苦戦。9時過ぎから立木の魚のバイトも遠のきディープを右往左往しながらなんとかかき集めて10時ごろに行き着いたスポットでバイトラッシュが到来。

 

 スモールマウススペシャルとも言える、TEX  STAUT 511XUL–STが曲がり続けて一気に10本程キャッチしてベースアップに成功し最終日は3200グラムちょっとで単日6位。総合10位でフィニッシュとなりました。

 

 

 今年は、中途半端な試合展開が多く魚に行き着いても普段起きないようなミスも多い試合が多く本当に不甲斐ない結果ばかりのシーズンだったというのが正直なところです。

 

 反省ばかりのシーズンですが、まだ幸いバサーオールスタークラシックにJBのクラシックも残っています。そこで、なんとか今シーズンの悔しさをぶつけて結果が残せればと思います。

 

 ひとまず今シーズンのTOP 50シリーズのシーズン戦は終わり年間順位は10位でフィニッシュとなりました。応援頂いた皆様、スポンサー様ありがとう御座いました。残りの数試合に向けて、全力で準備したいと思います。

 

◎ダウンショット用タックル

ロッド TEX STAUT TSS511XUL–ST 

リール ヴァンキッシュ2500S

ライン FCスナイパー2ポンド、2.5ポンド

 

◎マイクロホバスト用

ロッド TEX STAUT 511XUL–ST プロトモデル

リール ヴァンキッシュ2500S

ライン PE EGI ULT HS8 0.3号 Vハード1号

 

◎ウィード、カバー撃ち用 
ロッド TEX STAUT TSC69MH

リール メタニウムMGL シャローエディションXG

ライン シューター16ポンド

 

◎ ラージマウスサイト用

ロッド TEX STAUT TSS62 UL +–ST

リール ヴァンキッシュ2500S

ライン PE EGI ULT HS4 0.4号 Vハード1.5号

ルアー サイコロラバー

フック パワーワッキー4番
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